なるかん様

こんにちは、初めてメールいたします。私は、26歳のリターン受験生です。

なるかんさんのHPとメルマガには6月からお世話になっておりました。

メール交換が楽しくなって遊んでしまうと困ると思い、掲示板などで積極的に書きこんだりはしなかったのですが、自分と同じ悩みや色々な意見を書きこんで下さる方々に、本当に励まされて、ここまできました。

おかげさまで、昨日、北里大学看護学部の社会人選抜試験の合格発表があり、無事に合格することができました。

自分の受験番号を見つけたときには本当に嬉しくて、信じられませんでした。

今日になって書類が届き、ああ、本当なんだなーとやっと実感できました。

北里は、私にとって3校目の受験でした。

1校目の聖路加(学士編入)がずっと第一志望でしたが、不合格となりました。

自分なりには頑張ったつもりでしたが、試験は「他の人と比べてどうか」ということなんですよね。今考えれば、まだまだ志望動機などがうまくまとまっておらず、準備不足であったなと思います。ですが、発表の後はショックで何も手につかなくて、しばらくはぼうっとした生活を送っていました。

なるかんさんのHPで合格した方のメールを見た時にも悲しくて、ぐずぐずと泣いてしまいましたが、現実を直視するよいきっかけになったと思います。

2校目の某短大は、実は学校見学などにも行かずに、名前だけで受験しました。

試験当日にその学校へ行ってみて初めて、パンフレットなどでは伝わらなかった雰囲気を目の当たりにして、ああ、自分はここではやっていけないなと感じました。その気持ちが出てしまったのか、面接でもうまく話すことができませんでした。

学校見学は大切ですね・・。

そして北里ですが、先の2校の面接を経験して、志望動機をはじめ、将来どんなナースになりたいか、また自分はどんな性格かといった点が以前より明確に答えられるようになっておりました。

他人のことだったらよくわかるのに、自分については、よくわからない・・と、自分の考えをまとめるのが苦手な私にとって、とてもつらい作業でした。

それと、私の場合、試験官の方との相性が大きかったと思います。

合格メールのコーナーの別の方も書いておられましたが、学校、あるいは面接官の方との相性って、本当にあるんですね。

私は、志望動機の初めに、阪神大震災後にボランティア活動をしたことをお話したのですが、北里の面接官の方からは「あなたが被災地に入って一番最初に目に飛び込んできた光景は何でしたか」「現地の方々と話をする中で、一番印象に残った一言は何でしたか」などという、少々変化球の聞き方をされました。

その中にも、「私」のことを知ろうという姿勢を感じましたので、私も素直にその時の気持ちをお話しました。

文章としてはうまく成り立っていなかったと思いますが、必死で話す私の気持ちをきちんと汲み取って下さった面接官の方々に、誠意を感じました。

そして、そういう面接官の方々を目の前にして、こりゃ面白い学校だなと好感を持ちました。

短い15分の間にもお互いにそういう気持ちを感じとることができた面接は、今までで初めてでした。最後には、面接官の方々から「何か不安に思っている点はない?」と確認して頂きまして、お互いに納得のいく良い面接になったと思います。

試験の前には、「うまく志望動機を話して理解してもらえる自信がない・・」と嘆き、友人家族には大変迷惑をかけました。たった10日ほど前のことです。

ですから、今頑張っている皆さんに伝えたいのは、「絶対あなたを認めてくれる学校がどこかにあるはず!」ということです。それが、運よく1校目に当たる方もいれば、たくさんの中から1つ、見つけられる方もいる。受験とはそういうことだと思うのです。

看護を志望する同志の皆さんの1人1人の努力が実りますように、お祈りしています。

なるかんさん、これからも頑張ってHPを続けていってくださいね。

今年、来年、また来年と、1人でも多くの皆の夢がかないますように。

取り急ぎお礼まで、どうもありがとうございました!!

今頑張っている皆さんに伝えたいのは、「絶対あなたを認めてくれる学校がどこかにあるはず!」ということです。それが、運よく1校目に当たる方もいれば、たくさんの中から1つ、見つけられる方もいる。受験とはそういうことだと思うのです。

とってもよい言葉です。同感ですね。推薦入試や社会人入試など、面接のウェートが高い試験で失敗すると、自分の全人格を否定されたような、そんなダメージを受けてしまいがちです。それを次の試験までそのまま引きずってしまうと、何かおどおどした自信なげな面接になってしまいます。

「あ~あ、あの時、ああ言っておけば良かったかも」などと頭の中で堂堂巡りしていても仕方ありません。もっと明確に対処するために、「書いてみる」ことです。ノートの左側に、面接で良かった点、ノートの右側にまずかった点とそれへの対策を箇条書きしてみるのです。書く事によって、自分を客観視できます。

わずか10日前には、このコーナーを見て涙していた方が、こうして今嬉しい合格を果たしています。絶望的なつらい気持ちのあなたも、もうすぐきっと合格できます。一瞬先が、パラダイス。がんばってね(なるかん)