看護職と看護学校受験について基本的な事を知るために、
少なくとも次のどちらかを読んでおいてください(できれば両方)。

看護職への意欲が湧き上がります。

下記は、2000年時点での「必読書」として紹介しました。

その後、このジャンルでも多くの良書が出ていることと思います。

また、機会をみて、新しいものを紹介していきます。

尚、読みたいという方の便宜をはかるために、アマゾンへのリンクをはりました。(2006/09/03追記)

必読書と書いていますが、品切れで中古本でも高い値段がついていますので
無理に入手する必要はないです。

お近くの図書館でお読みください。

『ナース志願バイブル』 メディアワークス 定価:本体1600円

小林光恵編 (ISBN4-8402-1309-7)


前半は小林光恵さんと宮子あずささんの対談形式による看護学校受験および看護職ガイド。小林さんは元看護師だし、宮子さんは現役看護師なので、看護学校入学後の実習の様子や新人看護師からベテラン看護師への過程など、とても参考になります。

看護職を目指しているけれど「自分にやっていけるのだろうか」とか「看護学校の実習って厳しいらしいけれど、ほんとのところはどうなの」とか、こうしたことを相談できる看護職に詳しい人がそばにいない受験生には「ああそうなんだ」って納得したり、安心したり、目が輝いたり、そんな内容です。受験、進学、就職に関する情報以外に看護学校の生の情報、口コミ情報と松井雪子さんのイラストによる各学校の実習服姿が看護学生図鑑として40校紹介されています。

全国看護学校データには、アンケートへの看護学校の回答が130校あまり掲載されています。

一クラス人数とか、寮の詳しい情報、学校見学の可否やアルバイトが許可されているかどうかなど、受験生の知りたい情報をしっかりふまえた内容です。

『看護婦さんになれる本』 講談社 定価:1400円

著者:大木節子・高木 裕 (ISBN4-87190-722-8)

高校教諭として看護学校受験指導を長年されてきた経験から、受験生の迷いや悩みに即した内容になっています。看護学校の教育についても実態に即して書かれています。実例が豊富でわかりやすいです。なるかんと同じようなスタンスで看護学校入試に関係されているので、入試合格のアドバイスは的確で納得できる内容です。